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やはりアジアは強い。販売量が3年前の10倍に。

私は厚板の海外営業を担当しています。。昨秋のリーマンショック以降は販売量が大きく落ち込みましたが、すでに回復のきざしが見え始め、今は月10,000トン程度まで回復してきており、そのうち4,000~5,000トンは海外向けです。4年前までは400トン程度だった海外向け販売量が、今では10倍以上ですよ。販売先はヨーロッパやアメリカにもありますが、韓国・台湾・中国・東南アジアが中心です。やはりアジアは強い。月に1,2回のペースで海外出張があり、交渉はほとんど英語です。国が違うと考え方や、商談の進め方も異なりますが、概して海外の方は単刀直入であるものの、交渉を粘りますね。食生活の違いや共通点を見つけることもおもしろいです。先週行った中国では、お客様が麻婆豆腐を頼んだのですが、これが痺れるくらい辛かった。中国の人はこれが普通なのかと驚いたら、お客様も涙目になっていました(笑)。韓国では、40代や50代の方は酒が飲めてナンボという感じがありますが、若い人は弱いですね。「最近は若い奴を飲みに誘っても来ない」という韓国のお客様の愚痴を聞くのですが、日本と一緒ですね。

プラントや船舶など、時流に応じてステンレスの需要が高まる。

ステンレス厚板は、石油化学、LNGなどの各種プラント、船舶などに多く使用されており、エネルギー産業に直結した品種です。例えば、原油の需要が増えれば、原油を生産する中東で石油精製・石油化学製品を作るプラントが増設されます。中東で生産された石油化学製品の半製品は船でインドや中国に輸送されますので、船舶の需要も増えます。また、地球温暖化の影響もあるのでしょうか、工業用水や飲料水確保のニーズが高まっており、特に中東では海水淡水化プラントの建設も増えています。一方で、CO2排出量が少ないクリーンエネルギーとして期待されているLNG(天然ガス)の需要が増えていますが、液化プラントや輸送船、受入れ基地の需要も増えています。身近なところでは液晶テレビのディスプレイや太陽光発電のパネルを作る装置や、太陽光発電装置の材料となるシリコン製造プラントなども増えています。

世界というフィールドで、世の中の流れに直結する仕事。

NSSCは、発足してわずか6年ですが、着実に事業基盤を充実させつつあります。その中で私が担当している厚板は中長期的には確実に世界的な需要も伸びていく見込みであり、当社は世界の3本指に入るほどのステンレス厚板メーカーです。他はヨーロッパの会社ですので、厚板の需要が大きく伸びているアジアのマーケットに近い当社は非常に良いポジションにいます。NSSCは日本の企業として国内向けの販売も行いますが、今後もアジアを基点に、中東、ヨーロッパ、アメリカなど世界に戦いを挑んでいきます。仕事のポイントは、お客様に買っていただくにあたって、その時々のニーズを見極めた上で、その都度、私達の製品の強みやメリットをPRすることですね。世界を股にかけ、世の中の流れに直結したおもしろい仕事ですよ。

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