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日本の高度経済成長とともに普及したステンレス
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| ゼンジマー圧延機/光 |
日本では1958年に「ゼンジマー圧延機」というステンレスを効率的に薄く圧延する機械が初めて導入されました。これが、ステンレスの薄板製品が大量に造られる出発点となり、国内で広く普及するきっかけとなりました。
この頃は、高度経済成長期の集合住宅の建設ラッシュで、多数の流し台が必要になった時期と重なったこともあり、従来品に替わってステンレスを使った流し台が爆発的に普及しました。
一方、ステンレスメーカーでは長年にわたり、より高く安定した性能と品質を追及して多くの技術革新が行なわれてきました。製造の上工程である製鋼工程では精錬技術の進歩により、炭素や窒素、硫黄など、耐食性や加工性を低下させる元素の含有量を低く抑えることができるようになりました。
さらに、鋳造~圧延までの一貫製造技術の進歩により、均質で表面疵等の欠陥の少ないステンレス製品を効率的に生産できるようにもなりました。これらのこともステンレスが今日のように普及した大きな要因です。
こうした技術を背景に、SUS 304(18%クロム、8%ニッケル)と同等あるいはそれ以上の耐食性を有する高純度フェライト系ステンレスの商品群が開発され、現在ではSUS 304の代替として他国に例を見ないほど様々な用途に適用されています。
今後、SUS 304に代表されるオーステナイト系ステンレスの優れた点と、高純度フェライト系ステンレスの特長をそれぞれフルに発揮させ、お客様のご要望にお応えし一層の普及に努めてまいります。 |
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製鋼設備:二次精錬炉/光 |
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冷間圧延機:No.3クラスタミル/鹿島 |
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線材圧延機:捲取設備/光 |
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「さびにくい」というステンレスの最大の特長が好まれ、身近なフォーク、ナイフ、スプーン等の食器類から、建築物、原子力設備までステンレスの用途は広がっています。
さらに、自動車のエンジンからマフラーに至る排気系部品 や、冷蔵庫の扉、食器洗浄機、IH式炊飯器等家電製品にも用途を大きく広げてきています。
これは、耐熱性、意匠性、清潔感等ステンレスのもつ様々な機能、価値がお客様に評価されてきたからです。 |
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ここでの結びとして、塩素にも強い耐海水性の「スーパーステンレス/NSSC 270」をご紹介します。これは、耐食性向上のため、クロム、モリブデン及びニッケルの量を増やしたオーステナイト系ステンレスです(20%クロム-18%ニッケル-6%モリブデン)。
耐海水鋼の場合は、特に、不動態皮膜の破れの自己修復を促すモリブデンが重要な役割を担っています。
「NSSC 270」は、海水淡水化プラント、食品プラント、海洋構造物の防食ライニング、塩害の厳しい沖縄・那覇空港(ウイング)の屋根 や 神奈川地球市民プラザ等に採用頂いておりますが、今後も食品分野をはじめ、高塩素濃度等の過酷な使用環境に対してご提案してまいります。
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食品プラント |
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海洋構造物(ライニング) |
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沖縄那覇空港(ウイング) |
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神奈川地球市民プラザ |
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